会社員の妻の多くは「103万円の壁」に合わせてパートに出ている

  • LINEで送る

先般、子育て世帯の就活フェスタに参加しましたが、そこで良い出会いがあり、今週は建築士や宅建の免許を持つ主婦の方を面接させて頂きました。

その方には未年少の男の子と年中さんの女の子がいらっしゃるということでした。

人材の採用をしてて思うのが、忙しい人の方が一生懸命に働かれているということです。

20代独身男性の中途等と比べた場合、独身男性は自由な時間も多く、成果を上げようと思えばいくらでもあげられる時間的な余裕がたくさんあるし、お休みに遊びに行こうと思えばいくらでも遊べる。

一方子育てママは、子供が風邪をもらってくれば、仕事を休んで面倒を見なければならないし、日中働けば、夜は家事が待っている。

子供中心になってしまう為、会社に迷惑をかけてしまうときもあるから。そんな思いもあられるのでしょう。圧倒的に子育てママの方が濃ゆい仕事をしてくれている気がします。

当社は、そんなママさんたちに支えられているなとつくづく思います。

また、突然の休みでも代わりを探す必要もない職場なので、子育てママにとってはとても都合がいいようです。お陰様で、パートさんは最近入った方も辞めないし、長い人は20年いる方もいらっしゃいます。出産で一時退職して復活して、24から15年働いてくれている人もいます。

ありがたいです。

短い時間だけ働きたいママ、まだ子供が小さいママは良い話なのですが、子供も中学生くらいになるともっと働きたいとなってきてそんな時に現れるのが「103万円の壁」です。

会社員の妻がパートなどで収入を得ると、年収に応じて以下のものが発生します。

□100万円以上:住民税が発生

□103万円以上:所得税が発生(夫の配偶者控除がなくなる)

□106万円以上:一部に社会保険料が発生(今年10月以降は一定要件を満たす方のみ)

□130万円以上:社会保険料が発生

□141万円以上:夫の配偶者控除がなくなる

当社は、働けるなら喜んで保険付きで働いてもらっていますが、ご主人の反対のある方などもいて様々です。

法整備で子育てママの時間が縛られるというのは残念だなあと思います。

おしまい

  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す