新築のシロアリ対策に使われるネオニコチノイドは危険?

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ネオニコチノイドを構成する代表的な化学成分

我々が暮らす大切な住まい。その土台を蝕むシロアリは、湿度の高い日本の住宅にとって長年の脅威です。

このシロアリ対策として、近年、その強力な効果からネオニコチノイド系薬剤が急速に普及しています。従来の有機リン系薬剤などから切り替える形で、多くの住宅で採用されていますが、その普及の裏には、潜在的な危険性が潜んでいます。

ネオニコチノイドは、昆虫の神経系に特異的に作用する神経毒性を持つ殺虫剤です。開発当初は、哺乳類への毒性が低いとされていましたが、近年では、微量であってもヒトの神経細胞の働きに影響を及ぼし、特に発達段階の子どもの神経発達への悪影響が懸念されています。

また、この薬剤の大きな特徴は、その浸透性と残効性です。土壌に散布された薬剤は、水溶性であるため、雨水や地下水によって広範囲に浸透し、土壌汚染を引き起こす可能性があります。さらに、一度散布されると環境中で分解されにくく、数ヶ月から数年という長期間にわたり残効するため、土壌中に蓄積しやすい性質を持っています。

懸念されるのは、室内環境への影響です。基礎や構造材に塗布した薬剤が揮発したり、住宅の建材に付着したりすることで、室内の空気を汚染し、居住者が日常的に微量の薬剤に暴露されるリスクも指摘されています。特に、乳幼児やアレルギー体質の方、免疫力の低い高齢者などは、健康への影響がより大きく出る可能性があり、長期的な暴露による慢性的な健康被害のリスクも無視できません。

目に見えないシロアリの脅威から家を守る一方で、新たな「見えない健康被害」のリスクを住環境に持ち込むことは、決して賢明な選択とは言えません。日本の住宅におけるネオニコチノイド系薬剤の普及が進む今だからこそ、その危険性を認識し、より安全で持続可能なシロアリ対策の選択肢として、無添加住宅では、シロアリ対策にホウ酸を使用しています。

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