工務店が安いのはなぜ?

フレックス唐津社員と協力会社様


「ハウスメーカーより工務店のほうが安い」と聞いたことはありませんか?
実際に、注文住宅を検討する際、工務店の見積もりがハウスメーカーよりも安くなるケースは少なくありません。
しかし、なぜ工務店は安いのか、その理由を正しく理解しないと、コストだけで判断して後悔することもあります。

この記事では、工務店の注文住宅が安くなる主な理由と、価格以外に確認しておきたいポイントを解説します。コストを抑えつつ、納得のいく家づくりをするために、ぜひ参考にしてください。

地元工務店がハウスメーカーに比べて安い理由
地元工務店がハウスメーカーよりも安い理由は、主に以下の5つです。

1.広告宣伝費が少ない
2.資材の研究・開発費がかからない
3.中間マージンが発生しない
4.設備やオプションを自由に選べる
5.人件費・運営コストを抑えられる

それぞれのポイントについて具体的に解説します。

1.広告宣伝費が少ない
ハウスメーカーは、全国規模でのブランド展開のためにテレビCM、新聞、雑誌、ネット広告など多方面にわたり宣伝活動を行っています。
これらの広告費は建築費用に上乗せされるため、結果として注文住宅の価格が高くなる要因の一つです。
一方、地元工務店は地域密着型の営業を行っており、主な集客方法は口コミや過去の顧客からの紹介です。
SNSや自社サイトなど低コストの広告手段を活用するケースが多く、大手のような高額な広告宣伝費をかけていない分、建築費用を安く設定できるのです。

2.資材の研究・開発費がかからない
大手ハウスメーカーでは、独自の建築資材や工法を開発し、特許技術を活かした住宅を提供しています。
気密性や耐震性を向上させるための新素材や、特殊な工法の研究開発をし続けるためには費用がかかるため、そのコストが注文住宅の価格に上乗せされるのです。
一方で、地元工務店は基本的に既存の資材を使用し、建築資材メーカーから直接仕入れる形をとっています。
独自の研究・開発費は発生しないため、その分建築費用を抑えることが可能です。
また、地元の気候や風土に適した資材を提案してくれるため、より実用的な家づくりができるというメリットもあります。

3.中間マージンが発生しない
全国規模で事業を展開するハウスメーカーは、設計、施工、資材調達を細かく分業化しています。下請け業者や商社を介して資材を調達するため、各段階で中間マージンが発生し、結果的に価格が上がる傾向にあります。
一方で、地元工務店は自社で設計・施工を一貫して行い、資材の調達も地元の建材店や直接メーカーから仕入れることが多いです。
余分な中間マージンを省くことができ、地域の木材を使用する場合は、輸送コストも削減できるため、建築費を安く抑えることができるのです。

4.設備やオプションを自由に選べる
ハウスメーカーでは、標準仕様として一定の設備やオプションがあらかじめ組み込まれているケースが多く、希望していないシステムキッチンや高級な外壁材がプランに含まれていても、削るのが難しい場合があります。
工務店は施主の要望に応じて柔軟に設計を変更できるため、「不要な設備を外す」「グレードを下げる」といった調整が可能です。
結果として、無駄なコストを省きつつ、自分に合った予算内での家づくりができるのが工務店の強みといえます。

5.人件費・運営コストを抑えられる
ハウスメーカーは、全国にモデルハウスや営業拠点を構え、多くの営業担当者や設計士、インテリアコーディネーターを雇用しています。
これらの人件費や運営コストは当然、建築費用にも反映されることになります。
一方で、地元工務店は少人数で運営していることが多く、営業エリアも限られています。そのため、人件費や事務所の運営費、交通費などのコストを抑えることが可能です。
運営の合理化によって、建築費用を抑えながらも、質の高い注文住宅を提供できるのが地元工務店の特徴です。

工務店とハウスメーカーの価格差はどのくらい?

一般的に、工務店とハウスメーカーでは坪単価で20~50万円程度の差があるとされています。この差は、これまで紹介した通り、広告宣伝費や中間マージン、標準仕様の違いなどによるものです。
例えば、30坪(約99㎡)の注文住宅を建てる場合、工務店とハウスメーカーでは600~1,500万円の価格差が生じることが一般的です。
45坪(約149㎡)の住宅になると、その差は900~2,250万円に拡大します。
ただし、実際の建築費用は間取りや設備、仕様によっても変動します。
例えば、工務店でも高品質な無垢材や高断熱仕様を採用すれば価格は上がり、逆にハウスメーカーでもシンプルな設計にすることでコストを抑えられる場合があります。
注文住宅を安く建てるには、単なる価格比較ではなく、自分にとって本当に必要な性能や設備を見極めることが重要です。

注文住宅が安い工務店の選び方
価格の安さは工務店の魅力ですが、「安いから」という理由だけで選ぶことはおすすめできません。
費用を抑えつつ満足度の高い家づくりをするためには、安心して任せられる工務店か否かを慎重に見極めることが大切です。
続いては、工務店を選ぶ際に確認したい5つのポイントを紹介します。

追加費用の有無
見積もりが安いというだけで工務店を選ぶのは危険です。
工務店によっては、契約後に「別途費用」が発生し、最終的な価格が大幅に上がるケースがあります。
見積もりを受け取ったら、基礎工事や外構工事、設備費用などが、すべて含まれているか確認しましょう。
本体価格のみを提示し、付帯工事費を含めていない見積もりには注意が必要です。
また、標準仕様では含まれていない設備や仕様を選んだ場合、追加料金が発生することがあります。
契約前に、最終的な総額がいくらになるのかを明確にしておくことが重要です。

自社施工の範囲
大規模な工務店の場合、設計や打ち合わせのみを自社で行い、施工は下請け業者に依頼するケースもあります。
中間マージンが発生すると、思った以上に高くなる可能性があるので注意しましょう。
自社施工の範囲が広い工務店は、中間マージンがかからず建築費を安く抑えられます。
また、職人との連携がスムーズなため工事の品質管理がしやすく、アフターサービスの対応も迅速です。
「施工はすべて自社で行っていますか?」と事前に確認し、どの範囲まで自社対応なのかを明確にしておきましょう。

無垢材の人気者「○○○」なぜ、一番選ばれているの?

オーク材 施工事例

無垢材について調べていると、「オーク」というキーワードを目にすることが多いと思います。

理由は明確で最も人気があるからです!

今回は、無垢フローリング材として特に人気のあるオーク材の特徴やメリット・デメリットついてご紹介します!

オーク材というのは、大きく以下の3つに分けることができます。

ナラ(ミズナラ)
北海道やロシアなど寒い地域で育ちます。特に北海道のミズナラは高級材として有名です。

ホワイトオーク
主にアメリカやカナダなどの北米が産地です。耐水性に優れているので、かつてはウィスキーやワインを入れる樽として使われていました。

レッドオーク
レッドオークもホワイトオークと同じく北米産になります。
その名の通り赤みがかっているのが特徴で、特に木目が目立ちやすい傾向にあります。

日本でオーク材というと一般にナラを指しますが、近年ミズナラの産出量が減ってきたため、ホワイトオークが代替品として使われています。

オーク材のメリット
耐久性・耐水性に優れている
密度が高く、重く、硬いオーク材には高い耐久性があります。キズが付きにくいので、フローリング材として人気なのです。
さらに、耐水性に優れているので、飲み物や水をこぼしてしまってもしみになりにくく、変質しにくいです。

美しい木目
板目・・・丸太の中心部を通らずに切断したときにできる木目のことです。山形であったり、さまざまな曲線の木目になります。1本の木から切り出せる量が多いので、価格は安いです。

柾目・・・丸太の中心付近を切り出したときにできる木目のことです。直線的な美しい木目が特徴的です。
ただ、柾目の場合は切り出せる位置が決まっているので量産することができず、価格は高くなります。

虎斑・・・柾目を切り出す際、木目に虎の毛のような模様が現れることがあります。なかなか手に入れることができないため、虎斑は非常に高価です。

伸び縮みが少ない
無垢材は湿度が高いときには空気中の水分を吸い込み、逆に湿度が低いときには空気中に水分を放出します。湿度によって伸び縮みし、フローリングに隙間ができたり、割れたりすることがあります。
しかし、硬いオーク材はこの伸び縮みが少ないので、無垢材の中でも扱いやすいです。

価格が安い
針葉樹と広葉樹を比較したときに、広葉樹のほうが価格は高い傾向にあります。
しかし、オークは広葉樹の中でも価格が安いです。先ほど紹介した木目にも注目して選ぶと、よりコストを抑えることができます。

防虫効果がある
オークにはタンニンという成分が多く含まれていると言われています。タンニンは渋柿に入っている成分で、虫をつきにくくする効果があります。

デメリット
定期的なメンテナンスが必要
オーク材に限らず、無垢材は定期的なメンテナンスが必要になります。フローリングに使用した際、オイル塗装が必要になるのですが、家具なども動かして行うことになるので、やや面倒に感じてしまうかもしれません。

熱伝導率はやや大きい
無垢材は温かみがあり、冬でもフローリングの上を裸足で過ごすことができると言う話をよく聞きますが、これには熱伝導率が関係しています。
柔らかな樹種は空気をたくさん含んでいるので、熱はゆっくりと伝わります。そのため、冬でも人の体温が奪われにくいのです。
しかし、硬くて重厚感があるオーク材は、空気をあまり含んでいないので、熱伝導率が大きくなります。触れた瞬間体温が奪われていくので、冬はヒヤッと感じてしまうのです。

まとめ
無垢材というと、キズが付きやすく、水に弱い、湿度によっては伸びたり縮んだりするので扱いにくいなどのイメージをお持ちの方も多いと思います。

しかし、オーク材はそういった無垢材のマイナスイメージを覆す、非常に優秀な木材です。

フレックス唐津でも複数のオーク材を取り扱っていますので、色や木肌などぜひ実際に見て、触ってお気に入りのものを見つけてみてください。

三つの選択肢?夫婦で借りる住宅ローン

住宅ローンを組む時に誰もが考える夫婦での住宅ローン。
夫婦で協力して住宅ローンを扱いたいが、どのような形で住宅ローンを組めばよいのか分からないという声が多いです。

そこで今回は夫婦で取り組む住宅ローンのメリット・デメリットをご紹介いたします!

住宅ローンを組む場合、できれば旦那さん、もしくは奥さんの単独借入がシンプルで望ましいのですが本人の属性や借入希望金額によっては夫婦で組むことが最近は多いです。

夫婦で取り組む住宅ローンの種類は
・ペアローン
・連帯債務
・連帯保証
の3種類に分けられます。

それぞれ解説します!

・ペアローンの場合
メリット
収入合算することにより借入希望金額の増額が期待できます。また、団体信用生命保険も各自加入が可能で、住宅ローン控除も受けることができます。減税制度もペアになることにより、控除金額が上限未満の場合には、単独の場合よりも控除額が多くなる場合があります。
デメリット
夫婦それぞれが住宅ローンを組みますから、当然各自の審査が通過しないといけませんし、事務手数料等も倍の金額がかかることになります。持分割合によっては、贈与税がかかることもありますので、注意が必要です。

・連帯債務の場合
メリット
収入合算、住宅ローン控除は可能なことです。主債務1人の住宅ローンのため、ペアローンとは違い、事務手数料等は当然1人分のみとなります。
デメリット
主債務の方しか団体信用生命保険に加入することができません。この場合、団体信用生命保険に加入していない方がもし亡くなった場合もローン返済は続きます。
また、連帯債務の場合、離婚した場合でも「連帯債務と共有物件」を解消しない限り継続してしまいますので注意が必要です。
※ただし、フラット35の「連帯債務」の場合、金利をプラスすることにより、夫婦での団体信用生命保険に加入することが可能になります。民間金融機関でも同様の商品を取り扱っているところもあります。

・連帯保証の場合
メリットは
収入合算が可能なこと、夫婦どちらかが多く返済したとしても贈与税がかかることはありません。
デメリット
団体信用生命保険に加入するのは一人のみになり、住宅ローン控除も連帯保証人が支払ったとしても、主債務者のみが受けることができます。

以上のことを、わかりやすく表にしたものがありますので引用いたします

住宅ローンは「夫婦共有名義」と「夫のみ・妻のみ」どちらがいい?ペアローンと連帯保証と連帯債務の違いは?

参照 住宅ローンは「夫婦共有名義」と「夫のみ・妻のみ」どちらがいい?ペアローンと連帯保証と連帯債務の違いは?

ここ数年は共働きの世帯が増え、夫婦で住宅ローンを支払うことは少なくありません。
ご主人の収入だけでは希望の借入金額が借りられないと諦めていた夫婦でも、収入合算することにより借入額を増額することができ、希望の土地に希望の家をたてることができます。

具体的な資金計画や予算を抑えるご相談はフレックス唐津にお気軽にご相談下さい

宣伝していないのに、評判のいい地元の工務店を見つけるにはどうすればいいの?

インスタグラム 検索画面 


信頼できる工務店を見つけることは、理想の住まいを実現するために欠かせないステップです。

皆さんは家づくりを任せるハウスメーカーや工務店をどのように探されているでしょうか?

昨今の住宅会社選びの主流になってきているのが、インスタグラムです。

皆さんもインスタグラムの素敵な広告やお洒落な投稿を見て、名前を聞いたことがなかった工務店に興味を持たれた経験あるのではないでしょうか

大手ハウスメーカーや資金が豊富にある工務店では、お客さんに興味を持ってもらうためにインスタグラムやテレビCMに莫大なお金をかけて宣伝しています。

一方、地元で評判のいい工務店であってもSNS運用のノウハウがなかったり、時間や資金を注げていない会社もありインスタグラムで見つけ出すことが難しい場合もあります。

そこで今回は、地元工務店の探し方について、初心者向けに分かりやすく説明します!

工務店の特徴や種類など、工務店探しの基礎知識も解説するので、ぜひ参考にしてください。

工務店の特徴
工務店とは、基本的に地域に密着して営業し、新築やリフォームなど、住宅に関するさまざまな工事を手がけている建築会社を指します。
全国展開している大手ハウスメーカーと異なり、地域密着型の工務店は施工主との距離が近く、個別の希望や事情に合わせた柔軟なプランニングが可能です。
また、大規模な広告宣伝費をかけていないケースが多く、その分、建築コストを抑えられる可能性も高いでしょう。
ただし、工務店の経営状況や施工技術、得意分野は会社ごとに大きく異なります。
高性能な新築住宅を手がけるところもあれば、部分的なリフォームを得意とする工務店もあります。長年安定経営を続けている工務店もあれば、開業後まもなく経営が厳しくなる例もあるため、依頼先の見極めが重要です。

工務店には種類があり、それぞれに異なる特徴や強みがあります。

・独立自営型(地域密着型)
独立自営型(地域密着型)の工務店は、営業から設計、施工、アフターフォローまで一貫して対応するのが特徴です。
地域の気候や風土を熟知しているため、その土地に適した断熱や耐震設計など、暮らしやすい家づくりを提案してくれます。
また、担当者との距離が近く、要望を細かく反映してもらいやすい点も魅力です。地元に根付いた営業をしているため、アフターフォローを含めた長いお付き合いが期待できるでしょう。

・下請け業務型
下請け業務型の工務店は、大手ハウスメーカーからの受注をメインに取り扱うのが特徴です。
ハウスメーカーの設計図面に沿って建築を行うため、独自の柔軟なプラン提案は得意ではありません。
直接施主と契約するケースは少ないですが、技術力は高い場合が多いため、もし直接依頼できるなら、品質向上やコスト削減につながる可能性もあります。

・フランチャイズ型
フランチャイズ型の工務店は、本部が確立したブランドや工法を活用して家づくりを行います。資材や建材はフランチャイズ本部がまとめて仕入れるため、コストを抑えられるケースも多いです。
一定の品質やブランド力に裏打ちされた安心感がありますが、オリジナリティや設計の柔軟性は期待できないため、あらかじめ規格が決まったプランでの建築を希望する場合に向いているでしょう。

・大規模型
大規模型の工務店は事業規模が大きく、モデルハウスや住宅展示場を有していることもあります。対応エリアが広く、営業、設計、施工、アフターサポートの体制が整っていることが多いです。
小さな工務店に比べるとコストはやや高めとなる傾向にありますが、ハウスメーカーと同様の標準化されたサービスや安定した施工技術を重視する方にはおすすめの選択肢です。

家づくりを検討している場合には、基本的には「独立自営型(地域密着型)」の営業をしている工務店を探すのがおすすめです。
地元の風土をよく理解し、施主の要望や生活スタイルに合わせた家づくりを得意としているため、理想の住まいを実現しやすくなります。

具体的な工務店の探し方についてご紹介していきます。

1.親族や知人からの紹介
親族や知人など、実際に利用した経験がある近しい人からの口コミは、信頼性が高いです。
工務店で家を建てた親族・友人がいる場合にはまず話を聞いてみると良いでしょう。
また、その方の自宅を見学させてもらうことで、リアルな施工事例を確認できます。
実際の暮らしぶりや施工後のアフターフォローについても生の声が聞けるため、有力な判断材料になります。

2.地域の不動産会社からの紹介
地域の不動産会社は、工務店と連携して仕事をしていることが多いため、信頼できる業者を紹介してくれることがあります。
不動産会社と工務店が連携することで、土地探しがスムーズに進められる可能性もあるでしょう。
ただし、不動産会社と工務店との間で紹介料が発生している可能性もあるので、「不動産会社の紹介=良い工務店」と安易に信じず、他の情報源と併せて検討することをおすすめします。

3.インターネット検索
Googleなどの検索エンジンで「地域名+工務店」や「注文住宅+地域名」などのキーワードで検索すると、その地域の工務店について調べることができます。
各工務店の公式サイトで施工事例や対応エリア、得意とする工法を確認したり、実際の利用者の口コミも参考になるでしょう。
また、公式サイトやSNSで工務店が発信する情報から、企業理念や担当者の人柄が伝わってくる場合もあります。

4.工務店のまとめ・比較サイトで探す
工務店のまとめ・比較サイトを活用するのも一つの方法です。
対応エリアや特徴、工法、希望の価格帯などから簡単に工務店を探せるため便利でしょう。
複数の工務店をリストアップして、施工実績やサービス内容を比較すると、より納得のいく選択が可能となります。

5.地元の雑誌・フリーペーパーをチェック
地域密着型の工務店は、ハウスメーカーのように大々的にTVCMを放映しているケースは少なく、地元のフリーペーパーやポスティングチラシで情報を発信していることが多いです。
チラシには、施工事例や見学会、オープンハウスの情報が記載されているケースもあり、地元の情報誌ならではの最新イベント情報やお得なプランが見つかるかもしれません。

6.住宅展示場・モデルハウスを見学
地域密着型の営業をしている工務店の中には、住宅展示場や自社敷地内にモデルハウスを構えている業者もあります。
モデルハウスを見学すれば、施工品質やデザイン性を、自分の目で確かめることが可能です。また、担当者と直接話ができるため、コミュニケーションを通じて信頼度を判断できるのもメリットです。
ただし、モデルハウスの見学は予約制というケースが多いです。
公式サイトをチェックして、事前に申込みをしましょう。

7.見学会・勉強会などのイベントに参加
地元の工務店が手がける住宅見学会や家づくり勉強会などのイベントに参加するのもおすすめです。
住宅見学会は引渡し前の住宅を見学でき、モデルハウスよりも実際の暮らしをイメージしやすいというメリットがあります。
また、家づくりの流れ、住宅ローンの手続き、建築素材の選び方などを学べる家づくり勉強会は、初心者にも役立つ情報が満載です。
工務店のこだわりや担当者の人柄、アフターフォロー体制などを直接確かめることもできるため、信頼できるパートナーを見つけやすいでしょう!

「コストを抑えた家づくりを実現したい」「希望を細かく叶えてくれる業者がいい」という方には、地元の工務店での家づくりをおすすめします。

ただし、地元工務店は対応エリアが限られるため、インターネットや比較サイトなどを活用し、希望エリアでの家づくりが可能な工務店を選びましょう。
地元工務店と信頼関係を築くことで、理想の住まいに一歩近づくことができるでしょう!

紫外線の影響を受けづらい塗料

外壁材として広く普及しているサイディング

窯業サイディングの施工事例 出典 ニチハ株式会社 外観デザインセレクトブック vol.15

実はこのサイディンの塗装、紫外線や雨風の影響を受け10年~15年で塗料が劣化してしまいますので、塗り替えを推奨されています。

今回はそんな塗り替えが必要なサイディング塗料に対して、
劣化しづらい天然由来の塗料 ベンガラをご紹介したいと思います!

ベンガラとは
紅殻または弁柄とも表記されるベンガラは、古代から使われてきた顔料の一つです。
土からとれる酸化鉄が主な成分で、インドのベンガル地方で良質なものが産出されたことからその名がついたと言われています。

ベンガラ 出典 無添加住宅HP

暗い赤みを帯びた茶色が特徴的な顔料ですが、ベンガラには赤だけでなく、褐色や黒色、黄茶色などの調合と焼成温度によっては赤系以外の色を作ることも可能となりました。

中国から輸入したことで日本にも広がり、建築塗料として使われるようになりました。
京都で見られる落ち着いた赤茶色の「紅殻格子」が身近な使用例です。
ベンガラは和風なデザインとの相性が良く、京都の古き良き景観にもなじみやすいのです。

ベンガラ塗料のメリット・デメリット

メリット
経年劣化しにくい
顔料には大きく「有機顔料」と「無機顔料」に分けることができます。
有機顔料というのは、石油などから構成される合成顔料です。
対して無機顔料は天然の鉱石や金属の化学反応によって得られる酸化物などから作られる顔料です。

ベンガラを始めとする無機顔料は、耐候性・耐久性にすぐれているという特徴を持っています。
酸化鉄が主成分であることから、化学的な変化が起こりにくいだけでなく、紫外線や温度によって変化、変質しにくい塗料です。
また、ベンガラには防虫・防腐効果もあるのですが、日本古来の天然塗料である柿渋と混ぜ合わせることでさらにその効果を高めることができます。

身体に優しい
先ほどご紹介したように、ベンガラは無機顔料なので余計なものが含まれていません。

また、粉末状になっているベンガラは水に溶けないので、有機溶剤が必要になります。
無添加住宅では、シンナーのような有機溶剤は使わず、身体に害のない豆乳と焼酎を有機溶剤の変わりに使用しています。
そのため、有機溶剤の独特の刺激臭がなく、毒性もないので施工者にとっても住む人にとっても優しい塗料なのです。

価格が安い
体に良い自然素材は価格が高い傾向にありますが、ベンガラは比較的安価なので、取り入れやすいというメリットがあります。

自然素材ならではの風合い
ベンガラ塗装の風合いはペンキにはないものがあります。また、日々の経年変化も感じていただけることと思います。

デメリット
施工に手間がかかる
ベンガラを溶かすのに豆乳や焼酎を使い、安全な素材のみで作られたベンガラ塗料は長期的な保存がきかないため、現場でその都度、必要な分量を作る必要があります。
さらに、量産することができないことから、補修の際に全く同じ色を作るのが難しいと言われています。そのため、塗り直したところが目立ちやすくなります。

彩度が低く、色数が少ない
ベンガラは自然素材であるがゆえに、有機顔料のような鮮やかな色調があまりなく、カラーバリエーションが豊富ではありません。

家の内装や外装に使用される化学塗料には、身体に有害な化学物質が多く含まれています。
それらが原因でシックハウス症候群を引き起こす人が増えてきていることから、近年では身体に優しい建材を選ぶ傾向が高まっています。

フレックス唐津では、住む人が安全に、そして健康的に暮らせる家作りを実現すべく、徹底的に無添加にこだわっています。
その点で、今回紹介したベンガラは非常に優秀な塗料です。余計なものは一切含まず、耐候性・耐久性に優れているなど性能も高いのです。

当社では、溶剤に豆乳と焼酎を使用しているので、建てたばかりのときに感じるシンナーのようなツーンとしたにおいはありません。

住む人にとっても施工者にとっても優しいことから、ベンガラを取り入れているのです!

体に害がなく、200年効果が持続する天然の接着剤?

今回ご紹介するのは、化学物質に頼らない天然の接着剤 

米のりについてです

実は昔から、米を練って作られた米のりは建具や家具の接着剤としても使用されていました。

米のりイメージ 出典 無添加住宅HP

お米は確かに指でつぶすと強い粘り気がありますが、はたして接着力や強度に問題はないのでしょうか?

そこで今回は、古くから受け継がれてきた米のりの特長や強度についてご紹介します。

のりの歴史
仏教が伝来して以来、接着剤として使用されていたのは「にかわ」という動物の骨や皮を煮て作られるゼラチンでした。
にかわは高温では液体ですが、常温では固体になります。その性質を利用して、のりとして使用されていたのです。

その後、登場したのが「米のり」です。日本では奈良時代のころから建具や家具の接着剤として使用されていたと言われています。
江戸時代になるとのりがさらに普及し、幅広く使用されるようになったのですが、米のりは食べ物から作られているので長期保存をすることができずにいました。

そこで、ドイツののりからヒントを得て、でんぷんに腐りにくくする薬を混ぜ合わせたでんぷんのりの原型になるものが誕生しました。

米のりの特長
米は熱によってα化(高分子化)し、固まるとセルロース、つまり木と同じようなものに変化します。
木と木を接着する際、気温や湿度によって多少木が膨張したり、収縮したとしても米のり自体が木と一体化しているので、剥がれにくいという特長があります。

このα化した米のりの寿命は長く、100年以上もつとも言われているのです。
また体に悪いものは一切含まれず、接着剤としての寿命も非常に長い米のり。しかし、米のりにまったくデメリットがないかというとそうでもありません。

米のりは接着するまでに1日以上かかってしまいます。瞬間的に接着されるわけではないので、少し時間を要します。

もう一つ、先ほど米のりの寿命は100年以上とご紹介しましたが、直接水がかかってしまうとはがれやすくなるので、注意が必要です。

米のりの強度
「化学合成接着剤などに比べて、ちょっとした衝撃ですぐにはがれてしまうのでは?」と思っている方もいると思いますが、当社で実験した結果、木工用ボンドとほぼ同じ強度であることがわかりました。

先ほども述べましたが、特に米のりは木材との相性が良いのです。
木材は湿度が高いときには膨張し、逆に低いときには収縮する性質を持っているのですが、お米のでんぷんと木のセルロースは化学式(C6H10O5)が同じです。つまり、同じように伸び縮みしてくれるので、接着面がはがれにくくなるのです。

フレックス唐津が米のりを取り入れる理由
近年、問題視されている「シックハウス症候群」の原因のほとんどが、接着剤などに含まれる化学物質だとわかってきました。
さらに、化学合成接着剤は身体に悪いだけでなく、だいたい20~30年で劣化すると言われています。

この接着剤の寿命が結果として家の寿命になってしまいます

コストを最優先して化学合成接着剤を家のいたるところに取り入れると、ローンをやっと返済し終わるというときに、家の建て直しを余儀なくされる可能性もあるのです。

そこで、だれもが安心して100年は住める家を建てるためにも、米のりを取り入れることにしました。

米のりは、普段私たちが口にしているお米からできているということで、無害で安全な接着剤です。
さらに、寿命は100年以上の長さと言われています。

こうした接着剤で十分な接着効果と健康的な効果が期待できるので、無添加住宅の資材は、木材の貼り合わせなどに使うのりを手づくりの米のりにしているのです。

ローン審査が通らない??

住宅ローンを利用するためには、金融機関による審査をパスしなければいけません。

住宅ローン審査に通る・通らないという審査基準はどうなっているのか気になりますよね?

そこで今回は、住宅ローンの審査基準についてのお話です。

住宅ローンの審査は「事前審査」と「本審査」の2回ありますが、
今回は仮審査の際にどのようなことをチェックしているのか、審査に落ちる理由や対策を解説します!

まずは住宅ローン審査の流れを説明します
住宅ローン審査は、本申し込み前の「事前審査」と、本申し込み後の「本審査」の2回行われます。

・事前審査は、物件購入の申し込み段階で実施。
事前審査にかかる日数は金融機関によって異なり、1日〜1週間程度が目安。
インターネットで必要事項を記入して、すぐに結果がわかる金融機関などもあります。

・本審査は不動産の売買契約締結と同時に申し込みます。
事前審査よりも細かくチェックをするため、さまざまな証明書類を提出し、1〜3週間ほどの日数がかかることも。

審査に通れば金融機関と住宅ローンの契約を結び、物件の引き渡し日に住宅ローン融資実行(=残金決済)となります。

住宅ローン審査では「借入金をきちんと返済できるのか?」という点をチェックされています。
いい換えると、住宅ローンの審査に落ちてしまうのは「ローンを完済できるか怪しい」「この物件が担保ではこの金額は融資できない」と判断されてしまうケースです。

住宅ローンの事前審査について、審査基準や必要書類を確認していきましょう。

事前審査の審査基準や通らないケース
事前審査では本人の返済能力と、物件の担保価値が物件の融資金額に足りるかどうかを判断します。
チェックされる審査項目と、それぞれどんなケースだと通らないことがあるのかみていきましょう!

・契約者の現在の年齢と完済時の年齢
住宅ローンでは契約者本人の年齢が審査の対象です。
現在の年齢だけでなく、ローン完済時の年齢も確認し、長い期間のローン返済に問題がないかを判断します。
借入時の年齢の下限や完済時の年齢の上限は金融機関や商品によっても異なります。
20代は長期のローンを組みやすいため借りやすいといわれていますが、状況によっては収入が不安定だと見なされる場合もあり、金融機関から融資の対象として信用を得にくいケースも。
完済時の年齢についても「80歳未満」など上限を設けているケースがほとんどで、借入時の年齢によっては制限内に完済できるように借入期間の短縮が必要です。

・健康状態
金融機関のほとんどは、住宅ローンを組むときに団体信用生命保険(団信)への加入を必須の条件にしています。
団信は住宅ローン返済中に加入者が死亡するなどして完済できなくなった場合に、保険金でローン残高を完済できる重要な保険です。
ただし、疾病を抱えていたり、生活習慣病のリスクが高かったりする場合は、団信に加入できず、住宅ローンの審査に通らない可能性も。
このような場合は、住宅金融支援機構と民間の金融機関が提携して融資を行う「フラット35」を検討してみるのも良いでしょう。
フラット35であれば、健康上の理由で団体信用生命保険に加入できない場合も、条件を満たせば融資が受けられます。

・年収・勤務先・勤続年数
住宅ローンは、当然ながら全額返済できるほどの収入がなければ組めません。
そのため、本人に安定した収入があるかどうかを現在の勤務先の年収や勤続年数などから審査されます。
年収が少ないのに高額の融資を希望する場合や、転職したばかりで住宅ローンを申し込む場合には審査に通らないこともあります。
収入に見合わない高額の融資を申し込む前に、頭金を多く用意して借入金額を減らすなど、審査に通るよう工夫が必要です。
共働きであれば、夫婦の共有名義で住宅ローンを申し込むという方法もあります。世帯年収で判断されるので、審査が通りやすくなります。

・物件の担保価値
万が一途中で住宅ローンを返済ができなくなった際には、担保物件を売却して残金を回収するため、担保にも相応の価値が必要となります。
住宅ローンで担保となるのは、購入する土地や建物といった不動産です。
購入するのが中古住宅で築年数が古い場合や借地権が設定されている場合などには、担保評価額が下がりやすくなります。
物件の担保価値に見合わない高額融資を希望すると、審査に通らなくなることもありますよ。

・返済負担率
返済負担率と税込年収に対する年間返済額の割合です。
一般的に20〜25%程度が無理のない返済負担率といわれており、返済負担率が高くなるような金額の融資を受けようとしても審査には通りません。
住宅ローンの審査では、自動車ローンや教育資金といったほかのローンの返済額も合算した返済負担率がチェックされます。
そのため、自動車ローンを返済している最中などは返済負担率が上がってしまうので、現在のローンを完済してから住宅ローンの審査を申し込みましょう。

・個人信用情報
個人信用情報とは、いままでの借金滞納などの履歴です。
クレジットカードの返済遅延や携帯電話の分割支払い遅延などの履歴が残っていると、内容によっては審査で不利になるケースもあります。
個人信用情報は信用情報機関へ問い合わせて確認することもできるため、住宅ローンを申し込む前にチェックしてみてくださいね。
個人信用情報は、シー・アイ・シー(CIC)などで確認ができます。

少しでもローン審査に不安のある方は、お気軽にフレックス唐津までご相談ください。
お問い合わせいただければ、ゴールデンウィークにもご対応させていただきます!

自然素材で家を守る?

今回はフレックス唐津で外壁断熱材として使用している
炭化コルクのご紹介です!

炭化コルク施工例
出典 無添加住宅HP

炭化コルク(たんかこるく)は、
コルク樫の表皮から取れるコルクを800度もの高温で加熱処理し炭化させたものです。
コルクの粒を型にはめ込み、高温の蒸気加熱と圧力を加えて炭化コルクを生産します。


(炭化コルクができるまで 出典 無添加住宅 HP)

その時にコルク自身のヤニで固形化するため接着剤を使用する必要がありません。
こうして化学物質を使わない、まさに天然コルク100%の優れた建築素材が誕生するのです。

炭化コルクの優れた断熱性
1立方センチメートルあたり4000万個の空気を内包した微細な細胞から構成されている炭化コルクは、優れた断熱性能(0.038W/m・k)を持っております。
炭化させる前のコルクは、スペースシャトルのエンジンノズルの断熱材としても使用されていました!

【防音性能】
炭化コルクには優れた防音性と吸音性があります。(1,000~2,000ヘルツの音を吸音)。また、衝撃吸収性により、音の振動を遮ります。これにより、従来の高断熱・高気密住宅の「音が響く」という弱点を解消します。
【調湿性能】
炭化することでコルクの気泡部分が開き、空気中の水分を吸収したり吐き出したりする性質を持つようになります。乾燥した冬、ジメジメした夏、この炭化コルクが湿気をコントロールします。
【防虫性能】
コルク樫の木は、虫から身を守るために忌避成分のあるスベリンという物質があり、虫やダニを寄せつけない住環境を作ります。
【耐腐食性能】
その名の通り炭化したコルクは、通気性、防虫性があり栄養分も無いので長く腐らず、その形状と弾力性を保ち、断熱性能を長期に渡り維持します。

化学の力に頼ることなく、人が快適に暮らせる素材が自然の中にはたくさんあります。

無添加住宅ではそのような素材を探しだし、研究することで
体に良くないものは使わない家作りを行っています!

だから工務店が選ばれる?工務店ならではの理由!

フレックス唐津社員と協力会社様

家を建てる際に、工務店に依頼するか、ハウスメーカーに依頼するかを迷っている方も多いのではないでしょうか。

ハウスメーカーにはハウスメーカーの強みがあり、工務店には工務店ならではの強みがあります。
特に工務店は、地域の特性に合った家づくりができるため、地元の人々から高い信頼を得ているケースが多いです。

今回は、工務店が地元の人から選ばれる理由についてご紹介しようと思います!

・工務店の強み
地域密着型で信頼できる
工務店は、地域密着型で営業しているケースが多いのが特徴です。
地元を拠点にしているため、その土地の気候・風土や行政上の条件を深く理解しており、土地柄に合った設計や構造を提案しやすいという強みがあります。
台風が多い地域であれば屋根の形状や雨仕舞いに注力し、寒暖差が激しい地域であれば断熱・気密にこだわるなど、地域特有の課題に合わせた家づくりが可能です。
また、地元のお客様との関係性を何よりも重視し、口コミや紹介などで信頼を広げている工務店が多い点も大きいでしょう。
地域に根ざして長年営業している工務店は、トラブルが発生したときも迅速に駆けつけてくれるなど、小回りのきく対応が期待できます。

・コミュニケーションが取りやすい
工務店は、施主と担当者や職人との距離が近く、コミュニケーションが取りやすいのも強みです。
家づくりへの想いや理想像など、細かな要望を直接伝えやすいため、お互いのイメージをすり合わせやすいでしょう。
漠然としたイメージしかなかった場合でも、気軽に相談できる環境が整っているので、打ち合わせを繰り返しながら理想に近い家を建てることができます。
さらに、施工期間中に「少しだけ間取りを変更したい」「コンセントの数を増やしたい」などの要望が出ても、都度柔軟に対応してもらえる場合が多いのも工務店の強みです。

・設計の柔軟性・自由度が高い
工務店は、ハウスメーカーと比較して設計の自由度が高いケースが多く、細かい部分までオーダーメイドに近い対応が可能です。
ハウスメーカーのようにある程度の規格プランを基に建てる場合とは異なり、土地の形状や施主の希望に合わせて唯一無二のプランを提案できることが大きな強みとなっています。
そのため、「吹き抜けを大きく設けたい」「趣味専用の部屋を作りたい」など、こだわりを盛り込みやすいでしょう。
また、使用する建材の選択肢も豊富で、「無垢材をふんだんに使用したい」「自然素材にこだわりたい」「地元産の木材を活用したい」などの要望を実現しやすいのも工務店ならではです。

・土地探しも相談できる
地域密着型の営業をしている工務店には、土地探しについても相談できるケースが多くあります。
地元の不動産業者と提携している工務店も多く、一般には出回らない土地情報や分譲地などを紹介してもらえる可能性があるのは大きな強みです。
さらに、「この土地だとどんな家が建てられるのか」「地盤の状態はどうなのか」といった専門的な目線でのアドバイスも得やすいため、失敗しづらい土地選びにつながります。
家づくりの最初の一歩である土地探しを地元ならではの視点でサポートしてくれるため、土地の相場や地域の暮らしやすさなど、総合的に判断しやすくなるでしょう。

・ハウスメーカーよりも価格が安い
工務店は、ハウスメーカーのように大々的な広告宣伝費をかけていない場合が多いため、注文住宅の建築費が比較的抑えられています。
営業担当者の人件費やモデルハウスの維持費なども少なく、無駄なコストがかかりにくい分、価格を抑えて高品質の家づくりを提案できるのも大きな強みです。
特に予算面を重視する方は、工務店に依頼するほうが、同じ価格帯でもより自由度の高いプランや素材にこだわれる可能性があります。
ただし、工務店の規模や建築内容によっては、ハウスメーカーと大きく差が出ない場合もあるため、しっかりと見積もりを取って比較・検討することが大切です。

・アフターメンテナンスが充実
地域密着型の工務店は、建築後のアフターメンテナンスに力を入れているケースが多いです。
「施工後の定期点検を無料で実施してくれる」「メンテナンス時の訪問スピードが早い」など、地元に密着した工務店だからこそ、迅速で手厚いサポートが期待できます。
万が一不具合や修理が必要になった場合でも、すぐに駆けつけてくれるので安心感があるでしょう。
また、工務店によっては、長期的なメンテナンスプランを提案しているところもあります。大きなリフォームだけでなく、小さな補修も気軽に相談できる関係性が築ける点は大きなメリットです。

地域密着で創業70年を超えるフレックス唐津ではお客様の住宅に関する様々な困ったを解決してきました。
家作りに関して少しでも不安がある方はフレックス唐津にお気軽にご相談ください!

ベランダって必要なの?価値観をアップデートしていないと損してしまう?

バルコニー(ベランダ)施工事例 

注文住宅を検討する際、ベランダ(バルコニー)の有無に悩む方も多いのではないでしょうか。
家族のライフスタイルや住環境に応じて、ベランダ(バルコニー)のある家が適している場合もあれば、逆に不要と感じることもあります。

今回は、注文住宅のベランダ(バルコニー)のあり・なしを判断するポイントを紹介します。

実は最近の家づくりではベランダ(バルコニー)を設置しない方も増えてきているようです。

約1700名が回答したアンケートでベランダが必要派、いらない派を集計したところ
ベランダいる派が35% ベランダいらない派が65%という結果になり過半数がベランダ不要と回答しているのです。

参照 【ベランダはいらない派が約7割?】フォロワー17万人に聞いてみました

ここで、注文住宅におけるベランダ(バルコニー)のあり・なしについて、具体的なメリットとデメリットを紹介します

ベランダ(バルコニー)ありのポイント
1.天気の良い日に簡単に洗濯物を干すことができる

2.建物の外観に立体感を与えるため、デザインのアクセントにもなる

3.建築費用やメンテナンス費用がかかる点は、考慮する必要がある

4.外部からの侵入経路となり得るため、窓や扉の施錠を強化するなどの防犯対策が必要になる

ベランダ(バルコニー)なしのポイント
1.建築費用を抑えられる

2.建物全体の外観がシンプルになり、モダンで洗練された印象を与えることができる

3.防犯面で安心感がある

4.ランドリールームがない場合、洗濯物は居室に干すか、乾燥機を利用することになる

5.室外機置場も限定されるため、外観デザインを損ねない設置の工夫が必要

注文住宅でベランダ(バルコニー)あり・なしを判断するポイント

ベランダ(バルコニー)を設置するかどうかは、住まいの快適さや家族のライフスタイルに影響を与える場合があるため、慎重な判断が必要です。
ここからは、注文住宅でベランダ(バルコニー)あり・なしを判断する4つのポイントを紹介します。

1.用途を考える
まずは、ベランダ(バルコニー)の具体的な用途を考えてみましょう。
例えば、「洗濯物を干すスペースが欲しい」「家族でバーベキューやガーデニングを楽しみたい」などのニーズがある場合、ベランダ(バルコニー)を設置することでその目的を果たせます。
また、ペットを飼っている家庭では、ベランダ(バルコニー)を遊び場として利用するのも良いでしょう。

一方で、「洗濯物は庭で干せる」「アウトドアアクティビティはあまりしない」という場合には、ベランダ(バルコニー)が必須でないこともあります。
その場合、ベランダ(バルコニー)なしの選択をすることで、他の部屋を広く使うことができるかもしれません。

2.費用を比較する
ベランダ(バルコニー)あり・なしで、費用の差がどのくらいあるのかも重要なポイントです。
一般的にベランダ(バルコニー)の設置には、建築費用に加え、防水工事や手すりの設置など追加のコストがかかります。また、定期的なメンテナンス費用も考慮しなければなりません。

一方、ベランダ(バルコニー)なしの場合はこれらの費用がかからないため、全体的な建築費用を抑えることができます。
住宅展示場では、費用の差がどのくらい出るのかを質問してみるのもおすすめです。

3.家事効率を考える
ベランダ(バルコニー)の有無が、日々の家事にどのような影響を与えるかを考えてみることも大切です。
例えば、洗濯物を干す場所が2階のベランダ(バルコニー)にあると、階段を上り下りする手間が増えることになります。
1階に洗濯物を干すスペースがあるほうが家事動線は短縮され、効率的になるかもしれません。

4.外観デザインをイメージする
ベランダ(バルコニー)は、住宅の外観デザインに大きな影響を与えます。
ベランダ(バルコニー)があることで建物に立体感が生まれ、個性的で魅力的な外観を演出できますが、ベランダ(バルコニー)なしの場合は、シンプルで洗練されたデザインを実現しやすくなります。
どちらのデザインが自分の好みや周囲の景観に合うかをイメージしながら、じっくり検討しましょう。

室内干しや乾燥機を使う方が増えてきている中でご自身の理想の生活をイメージして、
ベランダ(バルコニー)が必要なのか良くご検討ください!